このページでは、僕が見たかった青空(以下、僕青)の定期公演である『雲組単独公演』について解説します。

そもそも『雲組』とは?

※かつて活動していたUtBS所属団体『雲組応援広報』の解説もご参照ください(記事冒頭に解説があります)。

 2024年1月発売の2ndシングル『卒業まで』より僕青は選抜制度を導入し、PR部隊とそれ以外の2チームによる完全分業体制を敷いた。
 表題楽曲をパフォーマンスする選抜メンバーを『青空組』と称する。青空組はCDジャケット&ブックレットへの写真掲載権があるほか、ラジオ・音楽番組出演等で僕青をメディアを通して広めていくPR専門部隊である。
 これに対し、表題選抜以外のメンバーを称するワードが『雲組』である。雲組は(2025年以降若干の緩和がみられているが)原則としてメディア出演・店舗回りなどのCDプロモーションへの参加は一切不可となる(5thまではCDジャケット写真への参加も不可だった)。活動としては月1回ペースで開催される定期公演『雲組単独公演』に参加し、個々のスキルアップに専念する活動が主となっている。

 ※設立当初は表題楽曲歌唱等プロモーションをメインに活動するメンバーを『青空組』、リアルイベント・ライブをメインに活動するメンバーを『雲組』であると称していた。しかし、次第にライブイベントでも青空組のみ出演・果ては青空組単独公演も開催という状況となったことで、雲組は基本的に定期公演のみの活動と認識するのが正しい(公式サイトでの新譜発売発表時のグループ紹介もリリースを重ねるごとにその方向に修正されている)

雲組単独公演とは?

 前述の通り『雲組』のメインにしてほぼ唯一の活動となるライブ。2ndシングルの発売が決定した2024年1月以降、原則東京で月1回ペースで開催が確保されている定期公演である。

 開催当初~2024年12月までは新宿ALTA KeyStudioという250人規模のライブハウスで開催。全体ライブとはまた違い、距離の近さなどから熱気溢れるステージが繰り広げられていた。

 2024年10月開催分からは文化放送のグループ番組『青天のヘキレキ!』が提供するコーナーがライブに常設となり、ライブ以外でのパフォーマンスも見せることとなった(当番組の雲組メンバー出演機会を確保するための措置とみられる。原則開催翌週の放送でオンエアされ、雲組メンバーが原則1名以上出演)。また同年12月開催分をもって新宿ALTA KeyStudioでの開催が閉館に伴い終了。翌25年1月分より渋谷PLEASURE PLEASUREに会場を移し、ホールでゆったりとライブを楽しむ方向に変更された。

 5thシングルより、シングル最終公演を『超雲組公演』と称し活動の集大成を示す。この直後に次回作の選抜発表があることが通例となっている。

 また、東京以外では3rdシングル以降1シングルに1回ペースで名古屋開催を実施。6th以降は期間途中の開催で東名阪ツアーを実施。

開催一覧

シングル表記は雲組楽曲に合わせています。

2ndシングル『君のための歌』

 YouTubeで『雲組ドキュメンタリー』として全11回にわたり公演へ向かう各メンバーの姿を密着した。また今作のみ11人編成かつ雲組単独でのアーティスト写真が存在する。雲組初代センターを務めた秋田莉杏は3rdで選抜入り。
 ※すべて新宿ALTA KeyStudio開催

  • 2024/1/17 雲組単独公演#01
  • 2024/2/16 雲組単独公演#02
  • 2024/3/08 雲組単独公演#03
  • 2024/4/17 雲組単独公演#04

3rdシングル『涙を流そう』

 杉浦英恋・宮腰友里亜が初参加。杉浦は初参加にしてメインメンバー(当時はセンターと呼称)。このシングルより6thまで12人編成である。
 24年6月はワンマン準備のため開催なし。9月は2回開催とし名古屋での初開催が実現。推定集客各300。
 なお9/15に選抜発表を実施したため、直後の名古屋公演で選抜入りする須永心海・持永真奈からの決意表明が実施された。
※会場記載なしは新宿ALTA KeyStudio開催

  • 2024/5/17 雲組単独公演#05
  • 2024/7/30 雲組単独公演#06
  • 2024/8/15 雲組単独公演#07
    ※昼夜2回公演。夏休みSPとして学生は100円で入場可とした
  • 2024/9/06 雲組単独公演#08
  • 2024/9/21 雲組単独公演#09@名古屋・伏見JAMMIN’
    ※昼夜2回公演。初の名古屋開催。なお次回作の選抜発表後に前作ライブを消化したのはこれが唯一

4thシングル『初めて好きになった人』~5thシングル『青春の旅人よ』

 伊藤ゆずが初参加。秋田莉杏が半年ぶりの復帰。メンバー変動なしのため2作通して扱う。
 2度目の名古屋公演ではアンコールが起こるも「時間がないから」と杉浦英恋によって制止される(木下・八重樫が20時までの稼働制限)事案が発生。
 約1年先頭に立っていた杉浦英恋が6thをもって選抜復帰、雲組設立以来在籍した岩本理瑚も初選抜となり雲組を離れることに。

  • 2024/10/08 雲組単独公演#10@新宿ALTA KeyStudio
  • 2024/11/15 雲組単独公演#11@新宿ALTA KeyStudio
  • 2024/12/20 雲組単独公演#12@新宿ALTA KeyStudio
    ※新宿ALTA閉館に伴いこの回をもってKeyStudio開催が終了
  • 2024/12/21 雲組単独公演#13@名古屋・Electric Lady Land
    ※昼夜2回公演。僕青主催公演でドリンクとしてアルコールが販売されたのはこの時が(2025年12月時点)唯一。
  • 2025/01/23 雲組単独公演#14@渋谷PLEASURE PLEASURE
  • 2025/01/25 雲組単独公演#15@名古屋・伏見JAMMIN’
    ※昼夜2回公演。終演直後に選抜発表しメンバー変動なし
  • 2025/02/27 雲組単独公演#16@渋谷PLEASURE PLEASURE
    ※当公演が新体制お披露目公演だがメンバー変動なし
  • 2025/03/05 雲組単独公演#17@渋谷PLEASURE PLEASURE
  • 2025/04/11 雲組単独公演#18@渋谷PLEASURE PLEASURE
  • 2025/05/06 超雲組公演@大手町三井ホール

6thシングル『虹を架けよう』

 工藤唯愛・塩釜菜那が初参加。両名はKeyStudioの熱狂を知らない初の雲組経験メンバーとなる。工藤は初参加でメインメンバー。
 今作では初の大阪開催を含む東名阪ツアーを開催。またグループリーダーの塩釜が雲組入りしたことでYouTubeでは塩釜を中心軸とした雲組特集が組まれた。
 恵比寿LIQUIDROOMでの超公演をもって木下藍が無期限活動休止、また山口結杏が卒業・引退に伴い最後の雲組公演参加。また翌日の選抜発表で長谷川稀未が初選抜入りとなり、長くこの公演を支えたメンバー3人が今作をもって退いた。塩釜もこの1作で選抜復帰。
※会場記載なしは渋谷PLEASURE PLEASUREで開催

  • 2025/06/10 雲組単独公演#19
  • 2025/07/11 雲組単独公演#20<東京公演>
  • 2025/07/17 雲組単独公演#20<名古屋公演>@伏見JAMMIN’
  • 2025/07/18 雲組単独公演#20<大阪公演>@ESAKA MUSE
  • 2025/08/21 雲組単独公演#21 ※お盆明けの平日だったが、夏休みSPとして昼夜2回公演
  • 2025/09/27 超雲組公演 HYPER@恵比寿LIQUIDROOM ※昼夜2回公演

7thシングル『カイロに月』

 安納蒼衣が初参加。持永真奈が約1年ぶりの参加で渋谷PPは初参加。
 持永真奈は事実上26年1月18日をもって卒業となるが、雲組定期公演への参加は書類上の在籍期間(~2025年12月末)に合わせ2025年12月分が最後となる模様。
 ※会場記載なしは渋谷PLEASURE PLEASUREで開催

  • 2025/10/22 雲組単独公演#22
  • 2025/11/24 雲組単独公演#23 ※昼夜2回公演
  • 2025/12/25 雲組単独公演#24
  • 2026/01/12 雲組単独公演#25<大阪公演>@難波・Yogibo HOLY MOUNTAIN ※昼夜2回公演
  • 2026/01/14 雲組単独公演#25<東京公演>
  • 2026/01/24 雲組単独公演#25<名古屋公演>@伏見JAMMIN’ ※昼夜2回公演
  • 2026/02/11 超雲組DX@大手町三井ホール ※昼夜2回公演